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ここはネット上の墓地。ひっそりと参拝者を待つ動く屍。それがスー。
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いいかげん頭髪がモサモサし過ぎて引きちぎりたくなってきたので。散髪に行って来た。
昔から思ってる事なんだけど、「散髪」って文字、切るイメージが湧かなくて困る。絶対むしり散らしてる感じだろ。



まぁそんなこんなでまずはお店探し。
東京駅近辺に居たので、まずは東京駅近辺をフラつく。
ホント床屋とか普段使わない店って、どこにでもあるような気がしつつも、いざ探すとなかなか見つからないぜ。
例外なく今回も有りそうな通りを練り歩いてみるも、やっぱり見つからない。
やっと見つけたのが、どこの駅前でも見かける様な「1000円カット」的なお店。
値段と時間で見れば理想だが、それと引き換えに残念な髪型をプレゼントされてる人を何度も見てきたので、しばらく考えてみるも却下。

絶対女か女々しいバカ野郎しか行かないだろっつーくらいオサレで高い店も数件見つけたんだけど、そんなマニーないし、変わった髪型にするつもりも全くないので、それも却下。
っていうか、れっきとした社員として変わった髪型できる職業って一体どれくらい存在するんだろう。許されるのなら僕も奇抜な髪型にしたいのだが。



結局、東京駅には僕の求める理髪店は存在しないらしく、自宅最寄り駅まで行って店を探すことにした。
今回行く店としては、「お洒落でもないおっちゃんとかがやってる、安くも高くもない昔ながらの床屋」というように設定していたので、最初から自宅最寄り駅まで来ていれば良かったのだ。
何故なら、そういう床屋がゴロゴロ存在するのが自宅近辺なので。

とりあえず思いつく範囲で回ってみるも、どういうわけか把握していた床屋全てが休業中。
もしかしたら普段気にしなかっただけで、「既に潰れてる」という店が大半なのかもしれない。



うわー。そういうこと?



若干へこみながら、既に人に酔ってくたくたになっている巨体をなんとか動かす。
家に帰ってしまいたいのも山々だが、このだらしないとしか表現しようのない髪型をどうにかしないと、街中をニット帽なしでは歩けないし、何よりなんとなくではあるが、精神的にも暗くなってる気がしてたので、なんとか営業してる店を探し続けた。



そして見つけたのはなんか軽そうな兄ちゃんがわんさか居るような店。
超イヤな予感がします。

つっても、値段的にも不安にならない程度に良心的だし、異性がいないだけマシ(異性の美容師に切らせると絶対何か違う感じにされるというのが僕の持論)なので、結局その店で散髪することに決めた。



いざ散髪してもらうと、一番怖かったウザトークもなく、どこまでも無難な手際で安心した。
勝手に評価させてもらうと、「超可」
普通の髪型だし、別に誉めはしないけど、毎回裏切られてる僕にとっては相性のイイ店だったようだ。



ココまで書いて、別にネタがないことに気付いた。
まぁ、たまにはふつーの日記ってのも良いよね。結構書いちゃったからとりあえずアップするぜよ。

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