ここはネット上の墓地。ひっそりと参拝者を待つ動く屍。それがスー。
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今年のオリンピックはどうなるんだろう。
なにせ開催地は世界一の人口を誇る世界一お馬鹿な民族の国、中国なのだ。
既にボイコット宣言してる団体も複数あったりするので、普段は僕にとって全く興味のない事ではあるが、今回ばかりは気になってしかたない。
日本人選手が死にましたとかは流石にないとは思うけど、旅行客とは普通に酷い目に逢って帰ってきそう。
最良の手段は日本勢すべてがボイコット決定とかなんだろうけど、騒動があればそれだけ中国のアホっぷりを世界に広めることができるので、ちょっとわくわく。
うん。正直、どんな問題が起きるのかちょっとだけ楽しみだ。
五輪には興味ないけど、中国には興味津々。せいぜいネタ提供してくれよな。
中国経済だって五輪終われば即座に崩れるだろうから、しばらくはネタ的な意味で目が離せない国だ。
あと、ちょっとだけ真面目な話し。
日本が輸入食材から離れたらどうなるかっつー番組が連日やってて、「イモと漬物と少しの味噌汁」なんつー献立が紹介されてる。
結論を「中国食材に頼らなければやってけないんです」なんつー事言ってて、めっさ呆れた。その番組見て焦ってた彼女にも呆れた。
今ヤバい事やってんのが中国なだけだから、他国から輸入すりゃ良い話しじゃねーかボケナス。日本人は頭が良いから、いざとなりゃあんな国さっさと切って、別のルート切り拡げるから安心しなさい。
値段が多少上がっても、あんな土民どもに飯食わせてもらうだなんて考えたくもない。できれば今すぐ他国食材にしてもらいたい。あと自給率アップね。
儲けさえ良ければ、僕も農業やりたいんだけどなぁ。日本人頭良くても国が頭悪いから、そこはどうしょもないね。
なにせ開催地は世界一の人口を誇る世界一お馬鹿な民族の国、中国なのだ。
既にボイコット宣言してる団体も複数あったりするので、普段は僕にとって全く興味のない事ではあるが、今回ばかりは気になってしかたない。
日本人選手が死にましたとかは流石にないとは思うけど、旅行客とは普通に酷い目に逢って帰ってきそう。
最良の手段は日本勢すべてがボイコット決定とかなんだろうけど、騒動があればそれだけ中国のアホっぷりを世界に広めることができるので、ちょっとわくわく。
うん。正直、どんな問題が起きるのかちょっとだけ楽しみだ。
五輪には興味ないけど、中国には興味津々。せいぜいネタ提供してくれよな。
中国経済だって五輪終われば即座に崩れるだろうから、しばらくはネタ的な意味で目が離せない国だ。
あと、ちょっとだけ真面目な話し。
日本が輸入食材から離れたらどうなるかっつー番組が連日やってて、「イモと漬物と少しの味噌汁」なんつー献立が紹介されてる。
結論を「中国食材に頼らなければやってけないんです」なんつー事言ってて、めっさ呆れた。その番組見て焦ってた彼女にも呆れた。
今ヤバい事やってんのが中国なだけだから、他国から輸入すりゃ良い話しじゃねーかボケナス。日本人は頭が良いから、いざとなりゃあんな国さっさと切って、別のルート切り拡げるから安心しなさい。
値段が多少上がっても、あんな土民どもに飯食わせてもらうだなんて考えたくもない。できれば今すぐ他国食材にしてもらいたい。あと自給率アップね。
儲けさえ良ければ、僕も農業やりたいんだけどなぁ。日本人頭良くても国が頭悪いから、そこはどうしょもないね。
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特に理由もないし、どこかに応募してみようなんて気もないのだけど、小説でも書いてみようかと最近考えている。
目的を持って書くわけではないけど、人に見せてもさほど恥らう必要のないような・・・そうだな。まさしく僕のように中途半端な小説が書きたい。
人に見せる予定も今の所ないけど、まぁこのブログにアップするなりできるし、一応少しは読む側の事も考えて書いてみようかなぁと。
当然僕の性格上こういう企画が続いた(もしくは始まった)試しがないんだけど、一応幾つかの構想を考えたのでメモ代わりに書いとくぜよ。
◇全人類抹殺作戦
[説明]
妄想力だけは立派な主人公が脳内で色んな人間を抹殺していくストーリー。主人公の特徴としてはとことんまで悲惨な人生、ネガティブ思考では世界一だぜよ的な感じを。ジャンルはギャグで。
◇地球
[説明]
環境問題とか全く考えた事ないけど、地球愛してるぜってな男二人組の旅路を描く。二人は気付いていないけど、実は自分らが自然を求めて旅してる間にこんだけ環境壊してるんだよっていう、僕が今一番エコだのなんだのうるさいバカ共に言いたい事を小説で表現。短編という形でやっても面白いかも。愚かな人間共、後に退きたいのであれば車を禁じろ。コンクリを剥げ。服を脱げ。農業を営め。ちなみに僕は破壊します。じゃないと生きてけない身体になっちゃったんだもの、前進あるのみ。
◇謎の生命体
[説明]
ある日ある所に住む青年の元へ、何の前触れもなく謎の生命体が住み着く。生命体というのも動くから生命体と決め付けているだけで、そいつは食いも光合成もしない。そもそも形が「無い」。そんな奇妙な生き物と青年の心暖まらない共同生活を描いた小説。
◇煉獄
[説明]
地獄の支配者たる魔王の、非常に疲れるストーリー。題名とちがい、基本ギャグで。ギャグで行こうよ。
うむ、こんなもんかな。ホントはもっとあるんだけど、他の案はあまりにもめんどくさそうな空気が漂ってたので、とりあえずまぁこんな感じでいいのではないか。
我ながら魅力的なチョイスをしたと思う。皆もどれか一作は読みたいものがあったはず。そうに決まってる。
ってか、この際思いついた順にテキパキと書いていけるように特設サイトでも立ち上げてしまっても良いような気がしてきた。
ワードとか一応あるけど、ブラウザばっかり立ち上げてる僕は、すぐに存在を忘れてしまいそうだ。
よし、そうと決まればやってみますか。
あーそうそう、毎回毎回説明するのがめんどくさくなってきたし、流石に皆承知してはいると思うんだけど、特設サイト作ったからっつって俺が持続するかどうかはわかんないぞ?割とすぐ消えるかもしれないぞ?そもそも特設サイトのリンクをぐっばいあーちに貼るかすら怪しい。瞬殺で終わる危険性だってあるのだ。
アクティブに動き、迅速に止める。それが俺!!
なんか自分の事を素直に表現してみたら死にたくなってきました。
目的を持って書くわけではないけど、人に見せてもさほど恥らう必要のないような・・・そうだな。まさしく僕のように中途半端な小説が書きたい。
人に見せる予定も今の所ないけど、まぁこのブログにアップするなりできるし、一応少しは読む側の事も考えて書いてみようかなぁと。
当然僕の性格上こういう企画が続いた(もしくは始まった)試しがないんだけど、一応幾つかの構想を考えたのでメモ代わりに書いとくぜよ。
◇全人類抹殺作戦
[説明]
妄想力だけは立派な主人公が脳内で色んな人間を抹殺していくストーリー。主人公の特徴としてはとことんまで悲惨な人生、ネガティブ思考では世界一だぜよ的な感じを。ジャンルはギャグで。
◇地球
[説明]
環境問題とか全く考えた事ないけど、地球愛してるぜってな男二人組の旅路を描く。二人は気付いていないけど、実は自分らが自然を求めて旅してる間にこんだけ環境壊してるんだよっていう、僕が今一番エコだのなんだのうるさいバカ共に言いたい事を小説で表現。短編という形でやっても面白いかも。愚かな人間共、後に退きたいのであれば車を禁じろ。コンクリを剥げ。服を脱げ。農業を営め。ちなみに僕は破壊します。じゃないと生きてけない身体になっちゃったんだもの、前進あるのみ。
◇謎の生命体
[説明]
ある日ある所に住む青年の元へ、何の前触れもなく謎の生命体が住み着く。生命体というのも動くから生命体と決め付けているだけで、そいつは食いも光合成もしない。そもそも形が「無い」。そんな奇妙な生き物と青年の心暖まらない共同生活を描いた小説。
◇煉獄
[説明]
地獄の支配者たる魔王の、非常に疲れるストーリー。題名とちがい、基本ギャグで。ギャグで行こうよ。
うむ、こんなもんかな。ホントはもっとあるんだけど、他の案はあまりにもめんどくさそうな空気が漂ってたので、とりあえずまぁこんな感じでいいのではないか。
我ながら魅力的なチョイスをしたと思う。皆もどれか一作は読みたいものがあったはず。そうに決まってる。
ってか、この際思いついた順にテキパキと書いていけるように特設サイトでも立ち上げてしまっても良いような気がしてきた。
ワードとか一応あるけど、ブラウザばっかり立ち上げてる僕は、すぐに存在を忘れてしまいそうだ。
よし、そうと決まればやってみますか。
あーそうそう、毎回毎回説明するのがめんどくさくなってきたし、流石に皆承知してはいると思うんだけど、特設サイト作ったからっつって俺が持続するかどうかはわかんないぞ?割とすぐ消えるかもしれないぞ?そもそも特設サイトのリンクをぐっばいあーちに貼るかすら怪しい。瞬殺で終わる危険性だってあるのだ。
アクティブに動き、迅速に止める。それが俺!!
なんか自分の事を素直に表現してみたら死にたくなってきました。
久々にやってきました。スズモです。
うごめくきょたいスーではありません。スズモです。
ほら、ちゃんと敬語じゃないですか。だから、スズモです。
といっても、昔のぐっばいあーちを知らない人は、僕の事を知らないでしょう。何せかれこれ2年以上も身を潜めていたわけですから・・・。
簡単に自己紹介をしますと、初代ぐっばいあーちの管理人が僕です。
僕も巨体ではありますが、現管理人:うごめくきょたいスーなんかと違って、基本的に敬語で恥ずかしい日記をさらしていました。
でも、よくキレてました。
そう、この場に僕が降り立つ事の意味、それは、この文章を書いている本体が何らかの理由でぷっつんしたということを意味しています。
本体が放置しておいたら何かと危ないストレスに蝕まれたり、酒に激酔いしたり、「誰にも教えてない=誰も見てくれない」ブログを更新するよりも、なんだかんだ人が見に来てくれるこのブログでラリッちまった方がキモチイイ、フォントとかいじりまくって極限まで変態な更新したろう!!という時に、僕が暗く深い闇の底から召喚されます。
不定期に、何の予告もなく現れては消えるので、何かと皆さんにはご迷惑おかけするとは思いますが、以後お見知りおきを。
うごめくきょたいスーではありません。スズモです。
ほら、ちゃんと敬語じゃないですか。だから、スズモです。
といっても、昔のぐっばいあーちを知らない人は、僕の事を知らないでしょう。何せかれこれ2年以上も身を潜めていたわけですから・・・。
簡単に自己紹介をしますと、初代ぐっばいあーちの管理人が僕です。
僕も巨体ではありますが、現管理人:うごめくきょたいスーなんかと違って、基本的に敬語で恥ずかしい日記をさらしていました。
でも、よくキレてました。
そう、この場に僕が降り立つ事の意味、それは、この文章を書いている本体が何らかの理由でぷっつんしたということを意味しています。
本体が放置しておいたら何かと危ないストレスに蝕まれたり、酒に激酔いしたり、「誰にも教えてない=誰も見てくれない」ブログを更新するよりも、なんだかんだ人が見に来てくれるこのブログでラリッちまった方がキモチイイ、フォントとかいじりまくって極限まで変態な更新したろう!!という時に、僕が暗く深い闇の底から召喚されます。
不定期に、何の予告もなく現れては消えるので、何かと皆さんにはご迷惑おかけするとは思いますが、以後お見知りおきを。
えーと。開始宣言した直後にアレなんだけど、ものっそい眠い。頭痛薬飲んだからかな?
とりあえず第一回は更新するとして、さっそくだが仮眠を取らせて頂きたい。
無責任なのはいつもの事。それでもマジで眠いんだってばよ。
何も考えずに思いつきでこんな更新考えたもんだから、記事の中の時期が前後したりするとは思うけど、まぁあまり気にしないで下さい。
というわけで、第一発目。
僕は幼い頃からかなり根暗だったらしく、周りの子供たちの集いに交わるのがとにかく苦手だった。
自分で振り返って見てもかなり特殊というか、恐ろしい楽しみというのがあって、それが生き物観察だった。
生き物観察それ自体は恐ろしくもなんともないとは思うのだが、その観察行為、ファーブル顔負けの観察法で、なんというか、一点自分の観察ポジを決めたら朝から晩まで何があろうと決して動かない。しゃがみこみ、手を丸め、幼少期の子供らしくもなく虚空を見るような眼差しで、自分より小さき者たちをとことんまで凝視していた。
虫たちにとっては、僕の存在自体がとてつもない恐怖の象徴だったのではないか。明らかに自分たちを見ているのに、何をするでもない。ただそこに在る。そもそも呼吸すらしてないのではないか?等と思ったかもしれない。
とにかく、家族はそんな僕の様子を見てかなり心配したらしい。それはそうだ。友達と遊びもしない。家族相手にすら愛想程度にも笑顔を見せない。
何を考えているのかまるで分らない。そんな存在だったようだ。
これで幼少期の僕の説明は事足りる。というか、説明不可。
そんな僕も、保育園へ入る事になってしまったのだから大問題だ。
皆と一緒に遊び、昼は寝る。イヤでイヤで仕方なかった。
保育園に入る前から、集団で遊びたい時には遊んでいた。年に一度や二度は同年代の誰かと遊びたくなる事は、流石の僕にもあったのだ。
しかし、その団体行動を「強制」されるという事自体が、僕にとってはストレス以外のなんでもなかったのは性格から考えて当然だろう。
保母さんの目を盗んでは教室の隅っこでコマ回しの練習に一人黙々と打ち込み、他人との関わりを断った。
隅っこという限りなく狭いスペースでコマ回しの練習なんぞしていたせいか、いつの間にかその保育園で僕以上のコマ達人はいなくなっていた。そもそもほとんどの人間がコマごときにハマっている感じはなかったのだが。
そんなことをしていたせいで、いつしか大勢の視線が集まる事に対する免疫が限りなく少なくなっていた。いや、もしかしたら無かったのかもしれない。
ある日、コマ回しの発表会みたいなのが開催された。
保護者なんぞも集まって、逃げ場のない、そもそもなんだその発表会はと突っ込みたくなる最悪の儀式だ。
なぜ俺が大衆の面前で技を披露せねばならないのだ?いや、そんなことはどうでもいい。問題は如何にして逃げ切るかだ。
そんな事を考えていた気がする。
逃げ場がないのなら、つくってしまえば良い。そうだ、トイレ行こう。
保育園児の考える作戦としては上出来なモノだと思う。とにかく僕は自分の番が来る直前にトイレへと逃げた。
個室の鍵を閉め時が経つのを待つ。
・
・
・
しばらくしてから外界へと耳を傾けてみると、クラスの人間たちの声がたくさん聞こえてきた。
どうやら、僕の順番を飛ばしてコマ回し大会を続行しているようだ。
よし、完璧に計画通りだ。もう僕の番が回ってくることもないだろう。
あまり長居をすると怪しまれるのは分りきってる事なので、自分の番が飛んでいるのなら早々に戻った方が良い。そう考え、僕は教室に戻った。
すると、流石は保育園児と言うかなんと言うか、僕の存在など完全に忘れた様子で、ハイテンションにコマ回し大会は続けられていた。無論、そのハイテンションについて行く保母さんや保護者たちも、僕の順番などを気に留めた様子はない。
全てはこれで終わる予定だった。
あいつらさえ居なければ!!
と言っても今や顔も名前も覚えていないクラスメイトなのだが。
数名、一応はコマにハマってる子供グループみたいなのがいたのだ。僕はグループに入ってはいなかったが、そいつらにとって僕のコマ芸術は憧れだったらしく、ちょくちょくコツやらお薦めのコマの特徴やらを質問されていた。
そいつらが、コマ回し大会も終わるっつー頃に空気読めてない発言をしやがったのだ。
「スーくんのコマ回しがいちばんスゴイと思います!!」
ファーーーーーーーーー〇ック!!!!
正直これだけ焦ったのは現在まで振り返ってみてもあまりない。
集団行動の強制により対人恐怖症くらいにまで追い詰められていた当時の僕には、こんな些細な事でも十分死ねる事態だったのだ。
どどどどどーしよう。なんか皆コッチ見てるぞうわーうわーとか、とにかく究極まで挙動不振になってしまった僕に、さらに追い討ちがかかる。
保母さん「あら。そういえばスーくんお披露目してなかったわね。最後に、皆にコマ遊びを見せてあげましょうよ?」
ピカッ!ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・・
なんていう効果が付けられたかもしれない。そんな瞬間だった。
保母さんは軽いノリのようだが、クラスメイト、そしてその保護者たちの視線が痛かった。
僕の被害妄想だったのかもしれないが、周囲の視線が期待に満ち溢れている気がした。
コマ好きということである程度有名な少年グループが、「自分たちより上手い」と、頼んでもいないのにいちいち僕を誉め、ハードルを上げくさったのだ。
人前に立つのはイヤだが、恥をかくのはもっとイヤだ!!やるしか・・・やるしかない!!っていうかあいつ等マジで死ね。せっかくうまく逃げ切れたと思ってたのにせんせーもせんせーで何でそんな話しに乗るんだちくしょーこんちくしょーコッチ見んな人類全てが憎いぜコノヤロー・・・ブツブツ
胸中で全てを呪いながら、僕は皆の前に出た。
そして、僕のコマ芸全てを完璧に披露してやった。
投げた状態から無音で着地させる地味ながらもかなり高度な技術から始まり、独自に改造した特殊コマを用いた二重コマ回し。綱渡り。
保育園児のレベルでは考えられないプロ級の奥義。
誰もが僕のコマに見とれていた。
そしてその視線は途中から、ほとんど僕自身に注がれた。
手品のタネを探りたがる日本人の性故か、コマの不思議よりも僕の不思議に迫りたがったのかも知れない。
唇が震え、手が震える。
足に感覚が無い。
視界がグラグラする。
腹が・・・
腹が痛い。
そう。これはまぎれもなく便意だ。
とびっきりの便意なのだ。
しかも超ユルユルの大。
その感覚に気付いた時、僕は少し冷静になった。
もう間に合わない。
と、悟ってしまっていた。
嗚呼。
嗚呼。
ダムが・・・
ダムが決壊する・・・!!
その後の事は、正直覚えていない。
ただ、ダムが決壊した事だけは間違いないだろう。こうして、トラウマになっているのだから。
らん らんらららんらんらーん
らん らんらららーん
ららん らんらららららーん らららららんらんらーん・・・
(ナウシカ)
とりあえず第一回は更新するとして、さっそくだが仮眠を取らせて頂きたい。
無責任なのはいつもの事。それでもマジで眠いんだってばよ。
何も考えずに思いつきでこんな更新考えたもんだから、記事の中の時期が前後したりするとは思うけど、まぁあまり気にしないで下さい。
というわけで、第一発目。
僕は幼い頃からかなり根暗だったらしく、周りの子供たちの集いに交わるのがとにかく苦手だった。
自分で振り返って見てもかなり特殊というか、恐ろしい楽しみというのがあって、それが生き物観察だった。
生き物観察それ自体は恐ろしくもなんともないとは思うのだが、その観察行為、ファーブル顔負けの観察法で、なんというか、一点自分の観察ポジを決めたら朝から晩まで何があろうと決して動かない。しゃがみこみ、手を丸め、幼少期の子供らしくもなく虚空を見るような眼差しで、自分より小さき者たちをとことんまで凝視していた。
虫たちにとっては、僕の存在自体がとてつもない恐怖の象徴だったのではないか。明らかに自分たちを見ているのに、何をするでもない。ただそこに在る。そもそも呼吸すらしてないのではないか?等と思ったかもしれない。
とにかく、家族はそんな僕の様子を見てかなり心配したらしい。それはそうだ。友達と遊びもしない。家族相手にすら愛想程度にも笑顔を見せない。
何を考えているのかまるで分らない。そんな存在だったようだ。
これで幼少期の僕の説明は事足りる。というか、説明不可。
そんな僕も、保育園へ入る事になってしまったのだから大問題だ。
皆と一緒に遊び、昼は寝る。イヤでイヤで仕方なかった。
保育園に入る前から、集団で遊びたい時には遊んでいた。年に一度や二度は同年代の誰かと遊びたくなる事は、流石の僕にもあったのだ。
しかし、その団体行動を「強制」されるという事自体が、僕にとってはストレス以外のなんでもなかったのは性格から考えて当然だろう。
保母さんの目を盗んでは教室の隅っこでコマ回しの練習に一人黙々と打ち込み、他人との関わりを断った。
隅っこという限りなく狭いスペースでコマ回しの練習なんぞしていたせいか、いつの間にかその保育園で僕以上のコマ達人はいなくなっていた。そもそもほとんどの人間がコマごときにハマっている感じはなかったのだが。
そんなことをしていたせいで、いつしか大勢の視線が集まる事に対する免疫が限りなく少なくなっていた。いや、もしかしたら無かったのかもしれない。
ある日、コマ回しの発表会みたいなのが開催された。
保護者なんぞも集まって、逃げ場のない、そもそもなんだその発表会はと突っ込みたくなる最悪の儀式だ。
なぜ俺が大衆の面前で技を披露せねばならないのだ?いや、そんなことはどうでもいい。問題は如何にして逃げ切るかだ。
そんな事を考えていた気がする。
逃げ場がないのなら、つくってしまえば良い。そうだ、トイレ行こう。
保育園児の考える作戦としては上出来なモノだと思う。とにかく僕は自分の番が来る直前にトイレへと逃げた。
個室の鍵を閉め時が経つのを待つ。
・
・
・
しばらくしてから外界へと耳を傾けてみると、クラスの人間たちの声がたくさん聞こえてきた。
どうやら、僕の順番を飛ばしてコマ回し大会を続行しているようだ。
よし、完璧に計画通りだ。もう僕の番が回ってくることもないだろう。
あまり長居をすると怪しまれるのは分りきってる事なので、自分の番が飛んでいるのなら早々に戻った方が良い。そう考え、僕は教室に戻った。
すると、流石は保育園児と言うかなんと言うか、僕の存在など完全に忘れた様子で、ハイテンションにコマ回し大会は続けられていた。無論、そのハイテンションについて行く保母さんや保護者たちも、僕の順番などを気に留めた様子はない。
全てはこれで終わる予定だった。
あいつらさえ居なければ!!
と言っても今や顔も名前も覚えていないクラスメイトなのだが。
数名、一応はコマにハマってる子供グループみたいなのがいたのだ。僕はグループに入ってはいなかったが、そいつらにとって僕のコマ芸術は憧れだったらしく、ちょくちょくコツやらお薦めのコマの特徴やらを質問されていた。
そいつらが、コマ回し大会も終わるっつー頃に空気読めてない発言をしやがったのだ。
「スーくんのコマ回しがいちばんスゴイと思います!!」
ファーーーーーーーーー〇ック!!!!
正直これだけ焦ったのは現在まで振り返ってみてもあまりない。
集団行動の強制により対人恐怖症くらいにまで追い詰められていた当時の僕には、こんな些細な事でも十分死ねる事態だったのだ。
どどどどどーしよう。なんか皆コッチ見てるぞうわーうわーとか、とにかく究極まで挙動不振になってしまった僕に、さらに追い討ちがかかる。
保母さん「あら。そういえばスーくんお披露目してなかったわね。最後に、皆にコマ遊びを見せてあげましょうよ?」
ピカッ!ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・・
なんていう効果が付けられたかもしれない。そんな瞬間だった。
保母さんは軽いノリのようだが、クラスメイト、そしてその保護者たちの視線が痛かった。
僕の被害妄想だったのかもしれないが、周囲の視線が期待に満ち溢れている気がした。
コマ好きということである程度有名な少年グループが、「自分たちより上手い」と、頼んでもいないのにいちいち僕を誉め、ハードルを上げくさったのだ。
人前に立つのはイヤだが、恥をかくのはもっとイヤだ!!やるしか・・・やるしかない!!っていうかあいつ等マジで死ね。せっかくうまく逃げ切れたと思ってたのにせんせーもせんせーで何でそんな話しに乗るんだちくしょーこんちくしょーコッチ見んな人類全てが憎いぜコノヤロー・・・ブツブツ
胸中で全てを呪いながら、僕は皆の前に出た。
そして、僕のコマ芸全てを完璧に披露してやった。
投げた状態から無音で着地させる地味ながらもかなり高度な技術から始まり、独自に改造した特殊コマを用いた二重コマ回し。綱渡り。
保育園児のレベルでは考えられないプロ級の奥義。
誰もが僕のコマに見とれていた。
そしてその視線は途中から、ほとんど僕自身に注がれた。
手品のタネを探りたがる日本人の性故か、コマの不思議よりも僕の不思議に迫りたがったのかも知れない。
唇が震え、手が震える。
足に感覚が無い。
視界がグラグラする。
腹が・・・
腹が痛い。
そう。これはまぎれもなく便意だ。
とびっきりの便意なのだ。
しかも超ユルユルの大。
その感覚に気付いた時、僕は少し冷静になった。
もう間に合わない。
と、悟ってしまっていた。
嗚呼。
嗚呼。
ダムが・・・
ダムが決壊する・・・!!
その後の事は、正直覚えていない。
ただ、ダムが決壊した事だけは間違いないだろう。こうして、トラウマになっているのだから。
らん らんらららんらんらーん
らん らんらららーん
ららん らんらららららーん らららららんらんらーん・・・
(ナウシカ)
~第一部 完~
途中から文章入力が極端にめんどくさくなってきて、フォントいぢりに頼ってしまった。
まぁまぁアップするのに度胸が要るデキになったと思う。後悔したら消します。
まぁまぁアップするのに度胸が要るデキになったと思う。後悔したら消します。
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