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ここはネット上の墓地。ひっそりと参拝者を待つ動く屍。それがスー。
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MGS4、買っちゃいましたよ。
発売日当日に買って、即座にクリアしてもう4周してるんだけど、本格的に感想書こうと思ったらなかなか書きだせないゲームだ。
どっからどこまでなら喋っちゃっていいのかとか、よく分らん。
まぁ、その辺に関しては、ぐっばいあーちはゲーム批評ブログではないので、シロートなりに書かせて貰う。



とりあえず結論から言わせてもらうと、「シリーズのファンだけど、PS3の将来とか心配だし高すぎだから迷ってる」って人は、その迷ってる時間が馬鹿にも程があるから買っとけ。皆がそうやって手出さないからPS3がヤバいんだろが。
何より、このシリーズは2と3の2作(PSP入れたら3作)しかプレイしてない僕でも、全く後悔していないデキだ。
5万出してメタギア4だけでPS3の生涯が終わっても、まぁそれはそれで仕方ないかも知れんって思ってしまうくらい満足な仕上がり。

細かな不満とかは下記に記していこうと思うんだけど、まず一つの事を念頭に置きながら読んで貰いたい。
それは、「なんだかんだ総合で点数付けなきゃならないのなら100点だ」って事。

僕個人の感想だし、上記の意味を良く受け取るか悪く受け取るかは読んでる方に任せる。
ただ正直褒めるのって難しいけど、悪い所書くのって簡単なんだよね。だから自然と不満点が多くなるだろうけど、決して満足してないわけじゃありませんよって事。



じゃあプレイの最初から感想を書かせていただこうか。

まずもうワクワクが止まらない状態でPS3を箱から出します。(そこからかよ!?)

次にPS3をテレビに接続し、起動スイッチをそらもう限りなく丁寧に押します。

PSP持ってる人ならお馴染みの、あんな(どんな?)感じのメニュー画面が出てきて、まずはメタギアそっちのけで本体の設定に勤しみます。(PS3のコンセプトは、PCの様に持主によって自由にカスタマイズできる点を重視されてる様なので、本体設定は割と重要。ゲームの解像度とかにも関わってくるので、まずは色んな設定をすることをお勧めする)

そしてとうとう、MGS4を開封、説明書すら読まずにPS3に挿入しようとします。
しかし、ここで罠が。

PS3のディスク取り出しボタン、いくら押してもトレイが出てこなくて焦る。

超楽しみにしてたのに不良品掴まされたよ!!ってマジで泣きそうになる人が多数居るはず。決して俺だけじゃない。
が、ここであきらめてはいけない。ディスク挿入口をよく見てみよう。
トレイとか元から存在しなくて、直接突っ込む形式の奴なんだなって、すぐ理解できるはず。

それができたら後はディスクの表裏を5回くらいしっかり確かめて、挿入あるのみだ!!
さぁこれでもう心おきなくプレイできるぜ!!

ってなるはずなんだけど
、まずはゲームのインストールから始めなければならない事が発覚して再度泣きそうになると思う。とことんまで焦らしてくるので、時間的に余裕がある状態でプレイを開始しよう。

インストールが終了したら今度こそプレイ開始。説明書読んだってほとんど理解できないだろうから、そんなもん読まずにまず動かしてみよう。
オープニングシーンのクオリティと何ら変わらないクオリティで動く主人公、リアルタイムに変化する戦場にマジでビビるはず。
今までのゲームでは絶対に考えられない事が普通に繰り広げられます。
冒頭部分ではこのゲームのキモとなる機能は一切使えないので、ある程度操作感掴んだらさっさと進むのがお勧め。

と、ここまではプレイに沿って感動を伝えてきたけど、この先はネタばれにしかならないので避けておく。

このゲームでは、公式サイトにも書かれてる事なんでネタばれっつって起こらないで欲しいんだけど、オクトカムとかソリッドアイっつーアイテムをどう使うかによって難易度も緊迫度も全然違ってくる。
例えばソリッドアイっつー便利アイテム。赤外線やら望遠機能が付いてる眼帯みたいなもので、最初からゴージャスなアイテム持ってるじゃんと思いがちなんだけど、暗い所で無暗に赤外線機能起動してたりすると、その音で普通に気付かれます。
ごみ箱に隠れるなんていう事もできるんだけど、そりゃ隠れてる最中は滅多な事ではばれないが、ごみ箱の臭いがつくので暫く移動中は油断できなくなる。風向きが表示されているので、それにも注意を払いながら進む必要がある。

とはいえ、こういうステルスアクションゲームをやったことのない人には若干厳しいゲームかと言うと、実はそうでもない。
むしろ過去作に比べるとかなり簡単に設定されているのではなかろうか。
おそらくEASYモードでプレイして、全然進めないって人はいないと思う。それほど簡単。
敵に発見されても殺害するのは簡単で、しかも弾薬の調達も過去作とは違いいつでもどこでも購入できるという素敵機能つき。
自信がない人でも、十分プレイはできるし、そのうち自然に腕も上がってくるはずなので、安心してプレイできると思う。
ちなみに激ムズモードは一瞬やったけど、シャレにならないくらい呆気なく発見されてゲームオーバーになったので僕には無理。
だから得意不得意関係なく楽しめる良いゲームだと思う。



ストーリー部分は、初プレイの人には当然わけがわかんないと思う。本来なら全部プレイしてみるのがお勧めだけど、そんな時間もマニーもないって人は、PS3をネットワークに接続する環境と、文字を読む気力さえ有ればOK。
なぜならば、メタルギア大辞典みたいのがPS3用ソフトとして無料で配布されているからだ。
これさえダウンロードしておけば、シリーズ年表からキャラクター図鑑まで全ての情報が網羅されているので、プレイした感じとは違えど、ストーリーで「????」になることがあまりないと思う。
逆にメタルギアの歴史を理解している僕の様な人間にとっては、ちょっと物足りなく感じる部分が多少なりとも有った。
まぁその点は「今作がソリッドスネークの最後の活躍」として考えれば十分納得できる。謎を残さずに終わらせるのが一番キレイじゃないか。
ただやっぱりボスキャラの個性はもう少しくらい出してきても良かったんじゃないかと思う。3のボス陣のキャラ性が濃過ぎたと言われればそれまでなんだけど。



最後に、演出とかも含めたイベントシーン総合の感想。
メタルギアシリーズの演出といえば、FFみたいな超豪華なポリゴンモデルを使用するでもない、というか操作時のモデルと大差ない(っつーか同じ)ようなモデルでハリウッド顔負けのかっちょいい演出をしてくれる事で有名だけど、今作でもそれは健在。っつーか絶対本気出し過ぎてる。
実写映画化とかしないでいいから、ゲーム時のこの映像でストーリーDVD出してくれたら死ぬほど嬉しい。
PS3のみにこだわって出した理由が凄くよく解る。

僕は緊迫するシーンからちょっと緊張が緩んでしまうシーンまで、ありとあらゆる場面で完全に監督の思惑通りのリアクションをテレビの前でとっていたように思う。
映像が半端じゃないレベルに進化して、リアリティを格段に上げているのは間違いないんだけど、それ以外に音にもかなりこだわったようで、非の打ちどころがない仕上がりになっている。
音って、音楽が素晴らしいのは当然なんだけど、靴の擦れる音とかね。
誰かがプレイしてるのを横から見てるだけでもかなり楽しいのではないだろうか。





いやぁ、ゲームって本当に素晴らしいものですねぇ。


って、心からこう言いたくなる作品を初めてプレイした。
冒頭にあれこれ書いといてなんだかんだ良い所ばかり書いてる気がするんだけど、実際色々思い出しながら書いた結果がこれなんだから嘘はない。
迷うなら間違いなく買ってしまうのが良い。大きな出費になるけど、僕にとってはそう思える作品でしたよ。







でも、14インチテレビとかあまりにもショボイテレビ使ってる人はテレビを買い替えるのが先だよ。
僕のテレビはまさしくその14インチなんだけど、メニューの文字とか潰れて本気で困った。
正直楽しさ半減なプレイをしてしまったなぁって思ってる。何度も言うように満足はしたんだけどさ。



テレビとか見ないしこだわりもないんだけど、PS3の為に大きなテレビ買っちゃうかもしれません。

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