サ･ヨ･ナ･ラ地球

まぁ、ウルトラマンティガの第四話から題名パクッたわけですが。



疲れた。マジで疲れた。ホントなんなよﾓｳ。あと三日頑張ればおさらばな職場なのに、今マジで行きたくない。
何故なら、「引継ぎイベント」が発生してるから。なんか二人も教育することになっちゃったよ～。
一人はおっさん。リストラされた直後の鬱状態みないな感じの面してやがる。
もう一人は年下。金髪で、ガリガリで、人目で薬中って分かるレベルのｲｶﾚﾎﾟﾝﾂｸ。
なんでこんな奴らが社員になれたん？
そう思うほど、一筋縄では行かない連中でして。
僕はアルバイトなんだけど、というか、だからこそ見下して言うこと聞いてくれないのかもだけど、とにかく酷い。なんか文章で説明しようとする気力も湧かないレベルに酷い。

そんでもうすぐの話しだけど、来月からは就職だ。





いや～。人間やめてー。



なんか責任とか後先とかどうでもよくね？引継ぎとかどうなろうと僕関係ないし。っていうかむしろ日払いのアルバイトにそこまで期待寄せるのもどうかと思うよ？マジ、本気、誰か代われよ。そんで僕に給料だけ頂戴。大の男が何言ってんだ？じゃ貴様僕の代わりをやってみろよ。マジ無理だって、体力フル、頭脳フル使いまくってる状況でそれがさらに倍になるんだぜ？僕この会社入ってからまだ一ヶ月しか経ってねーっての。つまりは就職するまでの穴埋めなんだよ。それなのに教育まで任されるなんてマジやってらんねー。あと三日でどうしろっつーのどうしたいっつーの・・・



こうね、無責任な事を次から次へと考えてしまうのも、全てはこの熱気のせいであるわけであるからして、エアコンもないような生活を送る僕がさらに頭がアレしてしまうのも避けられない運命というものでしょう。
このままだとマジで竹串一本（使用済み）で世界制服とか目論んじゃいそうだ。


ｱｧ｡地球とか人類の呪縛とか解き放って、仲のいい人たちだけで宇宙（そら）へと飛び立ちたい。皆着いてこないんだったら一人ででも行くもん。



サ･ヨ･ナ･ラ地球。



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